2018/02/25

掤按推手からの楼膝拗歩発勁覚え書き

昨日の稽古の覚え書き
受け手は進歩、仕手は退歩にて掤按推手を行います。

掤按推手を2~3回繰り返してから乙の双按に対して甲は楼膝拗歩の発勁を行います。

☆右足前、右手掤で行う場合

掤按推手を繰り返して楼膝拗歩発勁を行うところから説明させて頂きますと。。
乙が前に進んできた時に甲は右腕を引かずに左腕を右腕に添えます。

双按している乙の右掌が触れている辺りに甲の左肘を添えるのが理想です。

添えるのと合わせて、甲は後ろ足に座り湧泉に乙の勁を流します。

乙の勁を左湧泉に流したら、甲は右掤の位置を変えず、右足を右に半歩移動させる。右足の着く位置は受け手の側面に回り込む様に気をつけます。(背を取るように)

甲は右足の移動に合わせて左掌を下に向けたまま乙の左手首の辺りに当てます。

甲は右足に体重移動しながら左足前弓歩になる様に左足を寄せます。(型の靠〜白鶴亮翅の感じに似ている)

合わせて左前腕を回内させることで螺旋の力を乙に伝えます。

甲は左手を乙の左肘に、右手を乙の左肩に当て、跟歩での発勁を行います。

跟歩の後に左踵を少し浮かしておき、直ぐに地面を蹴って次のステップができる意識を持って跟歩発勁を行うと良いかと思います。
また繰り返しになりますが、受け手の側面に回り込む意識で行うことで、死角に入り込み、拳撃も回避することが出来ます。

無意識のレベルで、自分に有利で相手にとっては不利な位置にスムーズに移動できるように繰り返し稽古することが大切ですね!



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2018/02/17

雲手からの発勁

先日、雲手から各種発勁へ繋げる稽古を行いました。

前腕を意識することで、やはりここでも自然と陰陽が出来る。。

ただ沈肩墜肘(ちんけんついちゅう)を意識するだけではありますが、前腕だけで上下+前後+螺旋の陰陽の崩しが出来ます。

以前に投稿した肘を使った陰陽に似た崩しを片腕で出来る。

参加者の方に説明してみて初めてやっていることを分析しましたが、なるほど無意識の内にこれまで片腕での陰陽を作っていたのか。。

そして意識化できるともっと動きの質を上げることが出来たように感じます!

この前腕の使い方を捋や採の発勁で行います。

そして採では螺旋の逆回転を合わせことで相手の手首の辺りを前腕に巻き込んでいきます。

これを雲手からの流れで発勁します。

その為に大切なのが。。
「沾、粘、連、随」(せん、ねん、れん、ずい)です。

タッチの仕方、触れている時の粘っこさ、相手との連なり、相手との動きの調和を意識して行います。

その様に雲手の推手を行うことで、聴勁〜化勁〜発勁へと流れることが出来ます。

先読みで動くのでなく相手を誘い込みそれを感じて反撃する為にも沾粘連随がとても大切となります。

過去に学んだことが点線面立と繋がってくることを感じます。

太極拳を学ぶことはとても面白いものですね!

太極拳非常有趣!

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...