2018/04/21

揺らぎと放鬆(気付き)

最近まではボディースクェアが大切であると考えていました。

そしてボディースクェアを意識したまま跨で動きを作ることが大切だと。。

このことが大切だと思うことは今も変わりませんが、先日の稽古で新たな気付きがありました。

それは下盤がしっかりとしていれば、体幹はある程度バネのように揺らぎがあっても良いのではないかということでした。

二人一組の稽古で相手に腰や肩を押して貰い崩されないように弓歩で立っている稽古があります。

台湾では「不動」と言われることもあり、全身動いてはいけないと理解していました。

しかし老師の動きを何度も動画で確認すると下盤は安定していても上半身は小さく揺らいでいる。。

この動きを真似して相手の押す力に崩されないようにすると楽に立っていられます。

なるほど〜
このように小さく揺らぐと相手にとって作用点が定まらず押すことも難しそう。。

また相手の押す力の方向は意識せずに相手が押すのに合わせて真っ直ぐ沈むことが大切になります。

脚の力で突っ張って耐えるのでなく、ただ真っ直ぐ座る意識。。

すると自然と前足または後足の湧泉に相手の押す力が流れる。

ただ放鬆して真っ直ぐ沈むだけで相手の力を呑める。

この感覚は新しい気付き!

前回の記事と投稿する順番が入れ替わってしまいましたが、実は先にこちらの気付きがありました。

うーん
新しい気付きは楽しいですね!

好!

2018/04/16

体調不良からの気付き(ファンソン)

最近、左肘に細菌が入って蜂窩織炎になりました。。

寝ることが出来ない程の痛みでしたが、お陰様で様々な気付きがありました。

左腕全体が腫れており痛みも有りましたが、だからといって休みたくなく通常通り太極拳の稽古に参加しました。

歩く程度の振動でも左肘に痛みが響き、身体が温まると痛みが強まりました。

また感染の為か全身も風邪を引いたようにダルい。。

どうすれば痛みなく疲れなく太極拳を行えるのか?を考えながら稽古を行ってました。

その為には腕を使わず、脚力も使わない様にする必要がありました。

しかし型などの1人の稽古では出来ても、推手などの二人での稽古では相手の圧力も受け流さなくてはならない為に力が入りやすい。。

少しでも腕に力が入ると痛いし、腕は使わなくても体幹や下盤の筋肉を使うと体温が上がって痛いし。。

どうすれば良いのかは直ぐに思いつきました。。そう!放鬆が大切だと!

以前にも放鬆については投稿しましたが、相手を腕力で押し返すのは勿論、身構えるようにピクッとでも腕に力が入ると激痛が走りました。

また相手の勁を足裏(湧泉)に上手く流せないと、筋力に頼り直ぐに体温が上がり痛むしダルさも増してきました。

その為にいつも以上の精度て放鬆しなくてはならずに、とても良い稽古となりました。

すると疲れも感じず汗もかかず、腕のいたみも少なく推手を行うことが出来ました!

この感覚は攻めにも守りにも使え、稽古相手には「いつも以上に重く圧力も強い」と言う感想を頂きました。

如何に力を使わず放鬆するか?
この大切さに改めて気が付きました。

またそれが出来ると聴勁が繊細に、そして動き出しが素早くなりました。

身体の不調からの気付きでしたが、このような時でないと気が付かないこともあるのですね〜。

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...