2019/04/13

没有手(メイヨウショウ)

メイヨウショウと台湾でよく言われます。
鄭曼青大師は腕無し名人と呼ばれていたそう。

他の太極拳稽古会に参加するとそこでも手を使わないと言う話がよく出てきます。

最近になって、やっと少し分かってきたみたい。

手を使わないように意識して練習してもつい腕力に頼ってしまうのが、ようやく腕力を使わないで動けるようになってきました。

この腕力を使わない方法は攻撃にも防御にも使えるようです。

先日の稽古会で仲間にやり方をお伝えして推して貰うと、手が有るのに抑えられない感じ。

また防御に使われるとやはり腕を抑え込めない感じ。

正に没有手!

手を捕らえることが出来なくなります。

またこの手で繋がられて推されると化勁が出来ない。。

流そうにも吸い付いたように繋がってくる。
この攻撃を流すにはもう一段上の化勁が必要となってきます。

そしてこの手の使い方(使い方というかなるべく使わない方法)に鬆沈を合わせると力で押し込んできた相手を楽に受け止めることも出来る!

これは凄いものを発見した感じ。

これに前回の投稿したものを合わせると自由推手にかなりの幅が出来ました。

これは自分の理想に近い太極拳が出来そう。
しばらく研究したいと思います!

2019/04/08

脚底下の意識

随分と更新が滞ってしまいました。

前回の更新後もかなり多くの発見がありました。

その中の1つで、最近ハマっているのが、脚底下からの崩し。

前回の投稿から4ヶ月。。
かなり多くのことが繋がってきました。

今回の投稿でハマっている崩し方は、以前に投稿した崩しの方向と地跟力や相手との繋がりや姿勢反射を利用したもの。

一つ一つ分けてテーマにしていたことが融合することで、技の質がかなり上がりました。

最近は様々な稽古会に参加させて頂いていますが、先日体重差20Kgぐらいありそうな方と推手の稽古を行いました。

早速、脚底下を意識した崩しを試されて頂くと、かなり簡単に崩すことが出来る。

このやり方に気が付く前には脚力をかなり使って崩してましたが、十分の一程度の力で崩すことが出来ました!

相手の方からは「踏ん張れない」「立っていられない」との感想を頂きました。

技のコツとしては、相手としっかりと繋がり斜め上に相手の重心を浮かせること。

すると相手の姿勢反射が見られるので、その方向へ崩す。

とても大切なのが相手の状態を良く観察することです。

本日も稽古があるので、脚底下から力を意識して研究したいと思います。

他にも最近は化勁や掤(ポン)の使い方にハマっているので、近いうちに覚え書きとして投稿したいと思います。

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...