最近になって捨己従人への理解が変わりました。
以前にも捨己従人をテーマに投稿しましたが、その頃とは大分考え方が変わったような気がします。
確認の為に以前の投稿を読んでみますと自分で言うのもなんですが中々良いことを書いていますね(笑)
文章的には以前の投稿と似た感じですが、今回変わった考え方としては、より相手に従う感じ。
すると負けても崩されても気持ちが良い感じになります。
負けることを前提に。。
相手に自由に推して貰うと相手の勁が自分の身体の中を伝わり、そのルートや強さを感じることが出来ます。
そして崩される瞬間を内観します。
すると相手の勁が何処から入ってきて、身体の中を抜けて、身体の外へ出ていくのかを感じることが出来ます。
正に自分の意思を捨てて相手に従い相手を味わう感じ。
これは崩されたくない
負けたくない
と逆らってしまうと感じることが難しくなってしまいます。
この感覚で捨己従人を意識して稽古をすると相手の勁を自分の身体の中を通して相手に返すことが出来るようになります。
自分自身の体感としては身体の中を一方通行で通過するものと身体の中で跳ね返るものとに別れます。
他にもあるのかも知れませんが、今はこんな感じ。
これが借力かな?と思いつつ稽古しています。
この相手の勁を貰う為に粘力が必要だと感じています。
相手の勁を貰っても相手に返すときに少しだけ自分の勁を上乗せすると相手を崩すことが出来ます。
この方法で崩したり崩されたりするととても不思議な感じです!
何だか波に乗ったような感じで、気持ちが良い!
暫くは捨己従人を意識して稽古したいと思います。
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