2018/01/24

肘を使った陰陽

最近は自分の中で陰陽ブームです(笑)

肘を上手く使うことで簡単に陰陽を作り出すことが出来ます。

腕をぶら下げると身体の横に来ますが、その状態から肘関節を90度屈曲させます(小さな前ならえみたいな感じ)。

肘関節を90度屈曲させたまま、肘を前後に動かしてみます。

手(手首)を観察してみると肘を前に移動すると手(手首)も前に移動すると共に上に移動します。逆に肘を後ろに動かすと手(手首)は下へ移動します。

肘を前後に動かす意識だけで、手が上下するということです。

これを使って相手の重心を浮かしたりします。

例えば。。
双按で相手の胸を押す時に、手で押す意識よりも肘を前に押し出すことを意識することで、相手の重心を浮かし虚にすることが出来ます。

しかも意識が肘に向いている為、手の力も抜け易く一石二鳥!

他の例として。。
相手の右肩を左手で、左肩を右手で挟み込む様に触れます。

右肘を前に出し、左肘を後ろに引く様に動かします。
すると右手は前と上へ、左手は後ろと下へ移動します。

相手の右肩は前下方へ左肩は後上方へと動かされます。

肘は余り大きく使わずに沈肩墜肘に気をつけて動かします。

この肘の動きに股関節の動きを組み合わせて相手を崩すのです。

このちょっとした動きは察知し難く、しかも技を掛ける方はちょっと肘を動かすだけという意識の為、いつでも動かせる感じになります。

肘の動きだけですと小さな動きの為、先程の繰り返しになりますが股関節の動き、背骨の波、両足の虚実などを組み合わせて攻撃や防御を行うのです。

次回は上肢の陰陽について投稿出来たらと思います。

ハオ!

0 件のコメント:

コメントを投稿

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...