2018/01/19

陰陽で崩す

太極拳と言うと陰陽。
太極図である陰陽魚は太極拳のシンボルと言えるマークです。

これは太極拳を実践する中での陰陽の重要性を表すマークだと思います。

陰はマイナス、陽はプラス。

また太極図より感じるのは円や∞。

最近ではこれらを意識して稽古を行っています。

円や∞の動きの中に陰陽を意識して、独りでの型の稽古での動きの中に取り入れてみたり、推手で相手との関係性の中に取り入れてみたりしています。

今回は陰陽で相手を崩すことについての覚え書きです。

簡単な例としては、相手の左肩を押して(陽)右肩を引く(陰)。

座標軸を下記の様に定義します。
上から下の線をY軸。
右から左の線をX軸。
前から後の線をZ軸。

先程の例だとXZ面を上から覗いた場合には時計回りに回る平面的なイメージ(ヨーイング・ライト)。

他には相手の右肩を上げて(陽)左肩を下げる(陰)ようにXY面での時計回りで動かす方法もあります(ローリング・ライト)。

残りの平面としてYZ面もあります。

しかし単純な平面での陰陽の崩しは結構対処され易いと感じます。

勿論、ただ押すだけや引くだけよりも相手を大きく崩すことは出来るのですが。。

この3つの面を同時に意識して陰陽を取り入れることで、より複雑で自由度の高い陰陽での崩しが出来るようになります。

これに対処することはかなり難しい。

ただ1つの面での崩しだけですと手の力だけでも陰陽を意識して相手を崩せます。

しかし手の力だけですと手の力感を相手に察知されてしまい対処され易くなってしまいます。

なるべく力の出処や方向を察知されない為に、自分の中に陰陽、円、∞の動きを取り入れることが大切になると感じています。

この続きはまたの機会に!
出来たら次回。。

好!

0 件のコメント:

コメントを投稿

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...