2018/12/25

等速で動く

昨日は今年最後の教室でした。

一年経つのがとても早く感じます。

今年最後の稽古では等速で動くことを意識した練習を行いました。

これは自分自身の動きを等速にするだけでなく、相手の動きのスピードとも等しくなるように動くこと。

急な速度の変化は相手に気が付かれます。

また自分自身が等速であっても相手の速度とズレがあると早くても遅くても抵抗を感じます。

これは皮膚への圧力や皮膚のズレなどの触覚や筋肉が急に引き伸ばされたとか関節の位置のズレから感じる深部感覚が、抵抗として感じるようです。

また速度と同時に相手の動きの方向に合わせることも大切になります。

これがピッタリと一致させると不思議。
自然な動き過ぎて抵抗感が丸でない。

相手の知覚神経を働かせない様にすること。

知覚神経を働かせず、相手に違和感を持たせず自然な動きについていきます。

そしてその自然な動きから少しズラされる(誇張法、抑制法)と簡単に崩れてしまいます。

この練習のコツは相手をしっかりと感じると言うこと。

先ず触れた状態から練習していきますが、慣れてくると触れる前に崩すことが出来るようになる様です。

昨日の参加者の方が、初めて引進落空が出来たと喜ばれていました。

これまで何度も出来なかったことが出来たととても喜ばれていました!

意識的に技を掛けようとすると受け手は、その攻撃的意識を感じてしまうのですよね。

相手の動きに合わせることで、攻撃的意識を感じずと言うか、ただただ合わせるので攻撃的意識は最初から持たないのですが。。

その合わせた動きの予測を少しズラすことで、不思議な感じで崩れてしまいます。

昨日は新たな発見が沢山あり、とても楽しかった!

あっという間の一年でしたが、今年は多くの気付きがあったな〜。

本当にヒトの身体って面白いですね!

0 件のコメント:

コメントを投稿

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...