2017/02/27

予備式を丁寧に

昨日も太極拳の稽古でした

仕事が長引き、ちょっと遅れて合流

二時間しか稽古できないとちょっと物足りないですね~

昨日も前回に引き続き十三勢の稽古を中心に行いました!

前回参加できなかったメンバーもいましたので、一つ一つの形と動作の確認を行いました

予備式(yu bei shi )の時に湧泉に沈むことで、指先からの気が地面を貫く感じで行います

予備式が上手く出来ているかを確認する為に、相手に前腕(肘から先)を持って貰い、腕が沈むのを邪魔して貰います

腕の力で沈もうとすると腕がプルプルと震えてしまいます

勢いで動いたり。。

しかし湧泉に沈む力を利用することで、腕には力が入らず、ゆっくりとでも腕を沈むのを止めることが出来なくなります

これが沈む時の繋がり

この予備式の稽古をしながら日野晃先生の武術の解答というdvdでの胸骨操作と古武術スポーツの肩甲骨の使い方を思い出しました

ただちょっと違った感覚ではありますが。。

とても似た感覚で、10年ほど前に整体で知り合った合気道家にやって頂いた技のことを思い出しました

10年前は説明して頂いてもまるでちんぷんかんぷんだったことが分かるとは面白いものてすね~

通りで腕が重くて動かせなかったわけだ

昨日も充実した稽古でした!

太好了!

2017/02/25

体感できると見る目も出来る

最近は予備式や十三勢にハマっています

一つの動作を何度も繰り返し、鏡で動作確認しながら稽古をしています

太極拳の基本として止まらず動き続けると言われていますが、鏡の中の自分が協調性なく動いていたり、勁が途切れてしまっていたりしていることに気が付きます

鏡や動画に撮って、自分の動きを確認することは大切ですね~

視覚的に確認した間違いを正しながら稽古をしていました

そしてある程度動きが出来た時に、以前繰り返して見ていた型の動画のことを思い出し、動作の確認の為に動画を観ました 

あれほど憧れて100回以上も見た方の動画の中での動きが調和がとれていないように見えてしまった。。

本気で動いていないだけかもしれませんが、右左胯の調和

左右手の調和

下半身と上半身の調和

どちらかは動いており、動作は途切れてはいないのですが、調和がなく勁が途切れているように見えてしまう。。

動画の中の動きを真似しながら何を意念して動かれているのかな?と感じると、沈む意識と沈むことによるプラスの力を意識して動かれているように感じました

昔はその動きに憧れていたのですが、最近の稽古での気付きから理想の動きを想像してますが、違ったものに見えてしまいました

ちょっと以前であれば、とても調和しているように見えて、自分の最終到達目標であると思っていたのに体感が変わることで見る目が変わってしまったことに驚きです

私の憧れる方で野口体操の野口三千三先生曰く「頭で理解したつもりでも身体で分からないと分かったことにならない」と

正にそんな感じですね~

やはり身体で分からなければ!

と思う気付きでした


太好了!

2017/02/23

緩勁の新しい気付き

先日の太極拳の稽古中に新たな気付きがありました!

以前にも発勁について投稿で発勁を三種類に分けて説明させて頂きました

その中で、緩勁で新たな気付きがありました

十三勢のポン・リー・ジー・アンを正確に協調して動けているかを確認する為に、それぞれの動きが技として成立しているかを確かめながら稽古を行いました

技として成立した動きは横から見ていても形も動きもとても綺麗。。調和している感じです。

そしてアンの効果を確めていると、これ迄の緩勁とは違う感覚が!

これ迄の緩勁もありだとは思うのですが、新しい気付いた発勁はもう一段上の感じ

これ迄は5:5に沈みながら陰陽合わせて相手を虚にする感じ、圧力が相手に分からないように沈みながら繋がるという感じで、相手に悟られないようにしながら繋がりますが、手で触れた後に少しは圧力が強まるものでした


今回は触れた段階で相手と繋がり、後は圧力を変えない

触れて発っする瞬間まで圧力を変えないこと
相手が眼をつぶっていたら動いているのが分からないほど

そうすると深く沈む必要すら感じず、どのタイミングでも発勁できます

以前は湧泉から労宮へ伝わると説明したと思いますが、それは湧泉から労宮までのパイプがあり、その中を勁が流れるという感じでした

例えて言うとストローでジュースを飲む時に吸ったときだけジュースがストローを流れる感じ


それが今回の気付きで行った緩勁の場合はずっと勁が湧泉から労宮まで繋がっており、その時々によって圧力が変わる感じでした

例えて言うと血管の中を血液が流れている感じ。血管内は血液に満たされており、圧力(血圧)が変わる感じ。

自分としてはかなり良い例えだと思いますが、果たして伝わるのか。。

この新しい感覚は緩勁だけでなく他にもかなり応用できそうです。

以前の仲間からメールで発勁についての質問がありました

「稽古を続けていれば相手を飛ばせるようになりますか?」と


飛ばすのではなく崩すのですよね。。

物凄い力で耐えている人をもっと大きな力(勁力)で吹き飛ばすのではなく耐えられないようにしちゃうというか、力を入れさせないようにしてしまうのが大切。

この辺りの感覚を文章でお伝えするのは難しいものてすね


出来る人にやって貰うことが、やはり大切ですね~


ハオ!

2017/02/20

内観の大切さ(ゆっくりと動く)

内観の大切さ

本日は太極拳の稽古でした
今日は基本の動きから稽古をしました

【予備式】
普段の型では左足を開くことで、肩幅に足を開きます。今日は左右均等に動けるように稽古をしました。

型に入る前の準備段階
ただ閉じた足を肩幅に拡げれば良いのでしょ?と思うとそうでもない。

しっかりと体の中で勁の繋がりを意識するとかなり細かい動作となります。

この単純な動作が基本。
これが出来ないと発勁にも化勁にも繋がらないですね。

基礎であり、ここから積み上げることが大切だと感じます。

先ず百会から湧泉まで気が身体の中を通って沈んで行くのを感じる。

左右湧泉に沈んでから陰陽虚実を意識して動く。
協調が大切。ここが適当だと次に続かない。。

そして胯で動く。左右協調させて。

この時に目線、胯、膝、気の流れと身体の中の変化を内観しながら全て協調させながら動きます。

相当ゆっくりと動いても全部把握するのが難しい。。

かなり稽古の内容としては地味でつまらないかな?と思いつつ20分位やってしまった。。と仲間の顔色を伺うと満更でもなさそう!?

それなりに興味持っている?

ある程度練習すると綺麗な動きになってきたので、十三勢の稽古に移行しました。

十三勢は初心者用と教わったことがありますが、太極拳のエッセンスが詰まっている思います。

真剣に内観しながら稽古をすれば初心者用とバカにすることは出来ないものだと思います。

で十三勢で細かい協調性を確認しながら稽古を行いました。

本日、一緒に稽古した方は
型と発勁を分けずに十三勢をやるようにしてみて下さいね。

5:5に沈んだときのポンの高さと起動

リーの前の構えからリーからジーへの移動

ジーの発勁など

他にも胯と肘の協調性
湧泉と労宮の地面に沈む感じ

推手で焦らずゆっくりと相手と繋がったままの意識
ゆっくり動くことで気付けた負けの瞬間
固まると攻められること

一緒に稽古していない方には通じないかもしれませんが、すみません。。

ちょっと仲間へのアドバイスです

では今日はここまで

非常好!

2017/02/18

ちょっとしたコツの大切さ

本日も太極拳の稽古でした

開始の18:40ぐらいではいつもと同じような状態で始まった仲間が、21:40には別人となってしまいました

後、半年は時間が掛かるかな?と思っていましたが、ちょっとしたコツを伝えることで勁の繋がりが別次元となってしまいました

どのように伝えれば相手に理解して貰えるかと考えながら色々な方法で説明するようにしてますが、相手がフッと理解することで、物凄く成長することがあるのですね~

今日変わった仲間は、もう簡単には流せないレベル。。

本日は全身の動きの調和を覚えて欲しくて十三勢を最初に練習しましたが、あまり上手く調和して動けてませんでした

しかし最後の推手での稽古で推し方を説明して出来るようになると、当たり前のように調和して動けるようになっていました

ここまで仲間の推手がえげつなくなると、もう簡単には流すことが出来なくなりました

私ももう一段上の流し方を身に付けなければ(^^;

前回の仲間の変化にも驚きましたが、今日はもう一人の仲間が急激な変化をしてしまい本当に驚きです

今まで学んでいたペースに比べて5~10倍の進歩の仕方に驚きと興奮ばかりです

月曜日の稽古では何を伝えようかな~

自分が上達するのも楽しいですが、仲間の上達はとても嬉しいものですね!

太好了!

2017/02/14

推手気付き2017/2/13

前回の記事で倒輦猴の発勁での気付きについて投稿しましたが、その他にも大きな気付きがありました

これは私が現在憧れている先生の動きに通じそう、というかそのものかも?

憧れの先生と推手をした感想を仲間に「気が付くとスルスルと良い位置に入り込まれていて簡単に崩されてしまう」と言っていました

もうね
これが答えだったのですね

出来ないと自分で答えを言っていても気が付かない

技として出来てしまうと正に感想で言ったことを行っていました

これは攻める時だけでなく守りにも使える。。

このことに気付き仲間に試してみると

朋友説「凄い!全然攻めることが出来ない。。守りに徹するしかない」

我説「今、見つけた方法を使ってみた。これぞ正しく憧れの先生と同じ感じかも」

朋友説「確かに憧れの先生と似ていますね。というかこれじゃないですか?」

私説「知りたい?やり方知りたい?でも勿体無いな(笑)」(心の中では1週間ぐらいは一人で遊びたいと思ってました)

朋友説「聞いただけでは出来ないですよ」

と言われコツを伝えると。。

15分後には動きの質感が全く変わってしまい、しかも強い!

簡単には攻め込むことが出来なくなってしまいました。。

聞いただけでは直ぐに出来ないと言っていたのに( ´_ゝ`)

気付いて3分後にコツを伝えたので18分の天下

ま~、そのお陰で私ももっとレベルか上がる切っ掛けになるので嬉しいことです

しかしたった15分でここまで変わるとは驚きです

この他にも「ホッ」の発勁を行いました
これもかなり良い気付きだったのですが、他が凄すぎて。。

しかし「ホッ」の発勁も大切ですよ!

太好了!

倒輦猴(とうれんこう)の発勁

昨日も太極拳の稽古を行いました
前回に引き継ぎ倒輦猴(とうれんこう)による発勁の練習
ここから様々な気付きがありました!
後ろに沈みながらの虚歩による発勁ですが、今までの発勁と違いちょっとやりにくい。。
半年前はまぐれで一度できた発勁
それがちょっとやりにくい程度で10回に8回ぐらいは上手く出来る感じになっていました
あんなにも難しいと思っていたのに。。
太極拳の動きの本質なのか、特に倒輦猴による発勁を練習していなくても、久しぶりにやってみようと試したところ、今までの稽古の成果かイメージ通りに身体が動く不思議:-)
陰陽を意識することでマイナスの力がプラスに変わる感じでした
この発勁をもっと柔らかくやったらどうなるのか?と仲間に提案されて行ってみると。。
今までの発勁がプラスの打ち出す感じであったのに対して、吸い込むような感じが出てきてプラマイ0のような感じになりました:-)
倒輦猴なので足を前後にした虚歩で行っていましたが、その足の幅を段々と狭くして最後には馬歩で
馬歩での発勁はまるで、長年憧れていた今は亡き太極拳グランドマスターの発勁と似た感じに
何度もYouTubeで太極拳グランドマスターの発勁を見ていても、1つの発勁がやらせというかお弟子さんが師匠に感応し過ぎて技に掛かってしまっているのでは?と思っていたものが、昨日入口とは言え出来てしまった!
YouTubeのコメントでもやらせと言われていたのに、本当にこんな風に相手が崩れるんだ:-O
何年かかっても到達できないと思っていたものが見えてくると物凄く興奮してしまった
しかもその発勁が効く条件も分かり、使いどころ?の大切さやその条件に相手を導くことの重要性も気が付ました
と調子に乗って文章を書いてますが、ひょっとして大きな勘違いで妄想レベルだったりしてと思いつつ今までにない感覚に出会えたので良かったとしよう(笑)
ここからは歩いていて人にぶつかりそうになった時や怖い人に近寄られて胸ぐらを捕まれそうになった時を想定して倒輦猴の発勁をやると本当に不思議な感じで崩れる
一瞬何があったの?
という感じでした
昨日はこの他にも新しい気付きがあり、まだ書き足りないので続きは次回に!
太好了!

2017/02/10

單黐手(ダンチーサオ)を教わりました

先日は詠春拳の稽古で初めて單黐手(ダンチーサオ)というものを教わりました

片手で行うチーサオです

チーサオは二人で手を接触しての攻防の練習であり、リラックスをしながら相手の力や方向を感じて、相手の動きに合わせて動くと教わりました

この言葉を聞くととても太極拳の推手に似ているな~と印象を受けましたが、実際にやってみると随分と違いますね

まだ学びはじめで間違えているかもしれませんがチーサオの方がリラックスの中にも直線的なエネルギーを重視しているように感じます

肘からのエネルギーを大切に相手の力に合わせながらも自分の形を作ると言う感じです

また今回教わったものに限るかもしれませんが、太極拳が湧泉からの力を手に伝えるのに対して、肘から手に力を伝えると言うのが新鮮な感覚でした

しかしパンチを打つときには股関節を使って打つとか、キックをする時に軸足の重みを感じるとか色んなコツがあるようで面白いですね~ 

これまでの太極拳の稽古で見た身体操作だと自分の固定観念があり、発見が有ったとしても自分のフィルターを通したものとなってしまいます

それが新しく理論も含めて教わることで、これまで片寄ったものの見方をしていたなと感じます

YouTubeでこれまで沢山の武術動画を見てきて、これは良いこれはダメと思いながら登録チャンネルを選んでました。。

新しい見方や感覚が出来ることで、これまでダメだと思った動画が素晴らしく見えるかもと思うと、また動画を見るのが楽しみになりますね!

ただ湧泉から労宮に勁が繋がるだけでなく、肘で更に勁を加速させる的な動きをするとまた違った世界が見れるのかな?

先ずはスムーズに動けてからの話ですね~

ハオ!

2017/02/07

いつも穏やかなココロで

昨日は太極拳の稽古を行いました。

治療院に来て頂いている方も体験で参加して下さり、新しい方がみえると嬉しいものですね!

しかしつい良いところを見せたいと思うと、全然動きが変わってしまう。。

ちょっと緊張しただけで気が浮いてしまいフラフラな感じに。。

いつも一緒に練習している仲間との自由推手の攻防であっさりと連敗(^^;

もうちょっと顔を立ててよ~
と思いつつも手抜きはいけませんね。。

いつもココロを穏やかにしておくことが、物凄く大切ですね

以前に学会で多くの人を前に発表した時も頭が真っ白になりかけましたが、緊張しないように練習しなくては。。

太極拳はリラックスが大切なのに緊張しては真逆ですね

あまりいい格好しようと思わないように心掛けようと思える稽古でした

ハオ!

2017/02/05

流し方の覚書

昨日も太極拳の稽古でした

昨日は推さず引かずの中庸を意識して湧泉に沈むことで相手の攻撃を受け流す練習をしました

なるべく自分は湧泉に沈むことだけに集中し、他の動きは自分から動かずに相手の力で勝手に動く感じです

そうすることで、力に頼らず沈む重さで軸が安定します

また一瞬で沈むことにより攻撃の作用点をずらすことが出来るので、相手としては上手く推すことが出来なくなります

沈む重さに頼ることで、無駄な筋力を使わずにすみます

筋肉は収縮と弛緩で働いています
収縮しきるとそれ以上収縮できず、収縮する前に緩んでいる必要があるわけです

なので筋肉が10収縮出来るとして、受け流すのに既に10収縮しているとしたら、一度弛緩させてから動くしかなくなります

それが動き出しの遅さに繋がります

また5しか収縮していなかったとしたらそこから収縮できるのは残り5
となります

受け流すのになるべく力を使わないことで10収縮できる状態を作れるわけです

それは一度弛緩する必要が無いため、動き出しも早くなり、筋肉の収縮できる幅と動ける幅が多いため、攻撃の幅も力の格差も大きく、相手にとっては流しにくい攻撃となるわけです

なので受け流す時だけでなく、いつも放鬆(リラックス)している状態を保つことが大切だと感じています

話は変わりますが、昨日は腕の力に頼りすぎる仲間がいましたので、なるべく腕の力に頼らない方法で自由推手の相手をさせて貰いました

すると殆ど腕がダランダラン状態でも相手を崩せることに気がつきました

上手く湧泉と繋がることで、箸を持つ程度の力しかいらないような感じでした

手が相手と繋がってしまえば、箸を持つ筋力すら使わずに相手に支えて貰っている感じでした

その感じで推手を行うと仲間に随分と感覚が変わったと誉めて頂けました!

段々と新しい感覚が増えてとても嬉しいことですね~

2017/02/02

調和して動くと格好いい!

昨日は詠春拳の稽古に参加してきました

詠春拳には様々な手の使い方があり覚えるのがかなり大変そう。。

しかしそれだけの使い方があるということは、それぞれ目的が違う訳でとても面白いですね!

手の形の意味をしっかりと考えて稽古をすることが大切ですね~

最近は自然と質問も出るようになってきた

習い始めた頃は何が何だか分からずに、何を質問するべきかも分かりませんでしたが、段々と疑問点がハッキリしてくるものですね~

昨日はストレートパンチに対してのタンサオからのソフトディフェンスを練習しましたが、相手をオープンにすることの重要性について教えて頂きました

ステップと手の使い方で相手をオープンにしてしまう

教わりながらなるほど~

ボクシングや空手と詠春拳って何だか違うなと思ってましたが、攻撃と防御を同時に左右の手で行っている感じ

YouTubeとかの動画で感じたのは連打だけでなくこの手の使い方で詠春拳らしく見えていたようです

素早くスムーズ動けるととても格好良い!

こりゃ木人椿が欲しくなるわけだ

太極拳にしても詠春拳にしてもダンスにしても調和して動けている方はとても格好良く見とれてしまいますね~

自分も調和して動けるように稽古を続けていきたいと思います!

ハオ!

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...