先日の太極拳の稽古中に新たな気付きがありました!
以前にも発勁について投稿で発勁を三種類に分けて説明させて頂きました
その中で、緩勁で新たな気付きがありました
十三勢のポン・リー・ジー・アンを正確に協調して動けているかを確認する為に、それぞれの動きが技として成立しているかを確かめながら稽古を行いました
技として成立した動きは横から見ていても形も動きもとても綺麗。。調和している感じです。
そしてアンの効果を確めていると、これ迄の緩勁とは違う感覚が!
これ迄の緩勁もありだとは思うのですが、新しい気付いた発勁はもう一段上の感じ
これ迄は5:5に沈みながら陰陽合わせて相手を虚にする感じ、圧力が相手に分からないように沈みながら繋がるという感じで、相手に悟られないようにしながら繋がりますが、手で触れた後に少しは圧力が強まるものでした
今回は触れた段階で相手と繋がり、後は圧力を変えない
触れて発っする瞬間まで圧力を変えないこと
相手が眼をつぶっていたら動いているのが分からないほど
そうすると深く沈む必要すら感じず、どのタイミングでも発勁できます
以前は湧泉から労宮へ伝わると説明したと思いますが、それは湧泉から労宮までのパイプがあり、その中を勁が流れるという感じでした
例えて言うとストローでジュースを飲む時に吸ったときだけジュースがストローを流れる感じ
それが今回の気付きで行った緩勁の場合はずっと勁が湧泉から労宮まで繋がっており、その時々によって圧力が変わる感じでした
例えて言うと血管の中を血液が流れている感じ。血管内は血液に満たされており、圧力(血圧)が変わる感じ。
自分としてはかなり良い例えだと思いますが、果たして伝わるのか。。
この新しい感覚は緩勁だけでなく他にもかなり応用できそうです。
以前の仲間からメールで発勁についての質問がありました
「稽古を続けていれば相手を飛ばせるようになりますか?」と
飛ばすのではなく崩すのですよね。。
物凄い力で耐えている人をもっと大きな力(勁力)で吹き飛ばすのではなく耐えられないようにしちゃうというか、力を入れさせないようにしてしまうのが大切。
この辺りの感覚を文章でお伝えするのは難しいものてすね
出来る人にやって貰うことが、やはり大切ですね~
ハオ!
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