2016/12/10

湧泉と労宮

昨日は太極拳の稽古を行いました

本日は気付きの覚え書き

湧泉(ゆうせん)と労宮(ろうきゅう)を繋げる為に

※湧泉:足裏のツボ
※労宮:手の平のツボ

やはり太極拳要訣で言われていることが大切ですね

尾閭正中(びろせいちゅう)
立身中正(りっしんちゅうせい)
沈肩墜肘(ちんけんついちゅう)
含胸抜背(がんきょうばっぱい)

この事を意識することで身体に3つの円が出来るように感じました


解剖学的に言うと
尾閭正中・立身中正:矢状面に円
沈肩墜肘:前額面に両腕二つの円
含胸抜背:水平面に円

矢状面の円は発勁や相手の勁を呑むのにかなり重要だと感じました

前額面の円は相手を虚にする為に重要で、水平面の円は股関節の回旋との繋がりで大切だと感じました


3つに分けはしましたが、それぞれを合わせることで湧泉と労宮が繋がり、相手とも繋がることになるかと感じます

今から16年前に初めて太極拳を学び始めた時には呪文のように感じていた四文字熟語がここまで大切なことであったと、身体で感じてやっと最近になって分かるようになってきました!

相手と繋がると湧泉からの力がタイムラグなく相手に届き、とても面白いものですね


含胸抜背では今までも含胸は意識していましたが抜背が意識できていませんでした

最近、治療院で指圧をしながら抜背を意識することで圧のぶれが減り太極拳でも意識をすると2つのエネルギーラインを感じるようになりました

東洋医学での経絡でいうと
1つは心包経
もう1つは三焦経

ついでに
尾閭正中では任脈、督脈

命門で勁が途切れないようにすることが大切!

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