2016/12/20

発勁について

昨日は太極拳の稽古で久し振りに発勁の稽古を多めに行いました

定歩の発勁として三種類あるのかな?と思いながら、それぞれを練習してみました

①緩勁
これは相手との繋がりや足裏と掌を繋げるのにとても重要なレッスンとなります

ゆっくと感じながら行うことで正しい動きを体に覚え込ませるのにとても良いです

相手を虚にすることが出来るので、力で踏ん張っている人に対して効果的な感じ

一番最初に練習するべき発勁だと思いますが一番難しく感じます

②跟歩による発勁

放鬆(ファンソン)と湧泉に沈む感覚を習得するのにとても大切な発勁です

かなり素早い発勁で相手が身構える前に発し終わります

相手が踏ん張っている時には技が掛かり難いですが、身構える前に発すると腰が砕けるような感じで崩れます

③真発勁(①と②を合わせた発勁)
名前が分かりませんが真発勁と仮名としておきます

この発勁の為に①と②を練習しているのかな?と感じます

感覚としては素早く弾丸のように発します

素早く動くために放鬆と動きの調和が難しい発勁ですが、相手が身構えていても掛かる発勁です

上半身を少し変えることで、相手に対して上中下と発することが出来ます

放鬆と力強さと一見矛盾するような表現ですが、二つを併せ持つ発勁です



この③が出来るようになったら活歩に応用していきます

全て発勁で重要ですが、立身中正を保ち、特に骨盤を立てることに意識して湧泉からの力が命門(腰のツボ)で勁が途切れないようにすることがとても大切だと感じます

つい手で押そうとして前屈みになりやすいので、そこが注意点ですかね


上半身を如何に脱力させるかも大切なポイントです

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