2017/01/10

一触即発

いつも同じ仲間同士だと段々と相手に合わせて技に掛かるようになります

太極拳では自分の勁を感じながら動きますが、相手の技を受ける時には相手の勁を感じながら練習することも大切となります

勁を感じるのはとても良いことだと思いますが、気が付くと都合よく技に掛かる人となってしまいます

聴勁の稽古としてや相手にアドバイスをするためにはとても大切なことではあるのですが。。


しかしそんな勁を感じるという練習を知らない方に技を掛けようとするといつもの通りゆっくりと勁を繋げながらでは簡単には技が掛かりません。。

もうね、凄い力で寄りかかってくるので、こっちも筋力で返したくなってしまうわけです


しかしこんな方であっても、以前ブログに投稿しましたが繋がって放鬆するとあっさりと技に掛かってくれます

触れて繋がって発する
この動作を如何にコンパクトにワンテンポで出来るかがとても重要になってくるのではと感じます

この繋がってからの発勁は相手にとってはノーモーションで攻撃がくるように感じるので、触れられたら既に攻撃が完了していたと感じるのではないかと思います

これってひょっとして一触即発ってことかな?

これは寸勁にも使える身体感覚ですね


勁の繋がりを感じるためにゆっくりと内観して動きの精度を高めてからコンパクトでスピーディーに変えていくことで、どんな人にでも技が掛かるのではないかと思いながら最近は練習しています

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