2017/01/29

推手と中庸

昨日の太極拳の稽古で推手の練習をしました
つい相手に触れようと手の動きだけで触れたり、触れたら直ぐに崩さないといけないと焦り、自分の体勢が安定してなくても攻撃してしまいます

そうすると手押しになりやすく、身体の軸もぶれてしまい結果として簡単に攻撃を流されてしまいます

なので、先ずは自分のベストポジションを取るように動くこと

推すのでもなく引くのでもなく
攻撃するのでもなく防御するのでもなく

これからどのようにでも動ける状態を作る
相手がどう来ても合わせられる状態を作る

これが中庸の構えかな?と格好良く書いてみます(笑)


これを意識することで、中庸の構えを取るだけで、相手のバランスをちょびっとだけ奪ってしまいます

このちょびっとだけと言うのが大切そう。。

あまり奪おうという意識は持たずに中庸の構えを作るだけで自然と有利な状況に持ち込むことが大切であるのではないかと感じています

この中庸の構えを取るためには、湧泉を意識してコンパクトに最短で動くこと

昨日は中庸の構えを作っただけで、相手のバランスを奪い、攻撃する前に崩してしまったことが何度かありました

攻撃は中庸の構えを取って、相手と繋がってからですね
攻め急がない


これ指圧でいつも稽古していること
しっかり捉えて(繋がって)から圧する
押し急がない


似ている。。
指圧と太極拳は何だか色々と似てますね


話は変わりますが、本日は治療技術のセミナーに参加してきました

長くお世話になっている為か段々と内容がマニアックになってきました


本日は皮膚の捻れが体に与える影響や筋肉の縮み方の常識と実際の縮み方の違いについて教わりました

これが太極拳の動きの質を変える手がかりになりそうで楽しみです!

ちょっと皮膚や筋収縮を考えて研究したいと思います


ハオ!

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