2018/12/25

等速で動く

昨日は今年最後の教室でした。

一年経つのがとても早く感じます。

今年最後の稽古では等速で動くことを意識した練習を行いました。

これは自分自身の動きを等速にするだけでなく、相手の動きのスピードとも等しくなるように動くこと。

急な速度の変化は相手に気が付かれます。

また自分自身が等速であっても相手の速度とズレがあると早くても遅くても抵抗を感じます。

これは皮膚への圧力や皮膚のズレなどの触覚や筋肉が急に引き伸ばされたとか関節の位置のズレから感じる深部感覚が、抵抗として感じるようです。

また速度と同時に相手の動きの方向に合わせることも大切になります。

これがピッタリと一致させると不思議。
自然な動き過ぎて抵抗感が丸でない。

相手の知覚神経を働かせない様にすること。

知覚神経を働かせず、相手に違和感を持たせず自然な動きについていきます。

そしてその自然な動きから少しズラされる(誇張法、抑制法)と簡単に崩れてしまいます。

この練習のコツは相手をしっかりと感じると言うこと。

先ず触れた状態から練習していきますが、慣れてくると触れる前に崩すことが出来るようになる様です。

昨日の参加者の方が、初めて引進落空が出来たと喜ばれていました。

これまで何度も出来なかったことが出来たととても喜ばれていました!

意識的に技を掛けようとすると受け手は、その攻撃的意識を感じてしまうのですよね。

相手の動きに合わせることで、攻撃的意識を感じずと言うか、ただただ合わせるので攻撃的意識は最初から持たないのですが。。

その合わせた動きの予測を少しズラすことで、不思議な感じで崩れてしまいます。

昨日は新たな発見が沢山あり、とても楽しかった!

あっという間の一年でしたが、今年は多くの気付きがあったな〜。

本当にヒトの身体って面白いですね!

2018/12/22

双按推手の気付き

本日は気付きの覚え書き

後日、下記の箇条書きにしたものを文章にしたいと思います

真っ直ぐ立つのが大切(中定)

重心線は支持基底面の中心に通すが傾かない方が良い

筋収縮はリラックスしているほど早く強い

筋肉で支えず骨で支える

形の力(含胸抜背など)

相手を感じる、自分を感じる

練習法として
最初は双按推手が良い感じ

2018/12/16

太極拳を学ぶ上で大切なこと

最近、太極拳に限らず何かを修得する為に大切だと思うことがあります。

楽しむこと。
体力。
力を抜くこと。

やはり楽しいと思うと、ずっと太極拳のことを考えており様々なアイデアや目標が生まれてきます。

次に大切だと思うことは体力。
太極拳を上達する為にはなるべく沢山の稽古ができる事が大切です。

体力が無いと稽古に集中できる時間も少ないですし、直ぐに体調を崩したりして稽古をすることが出来なくなります。

集中して継続できる身体が必要となってきます。

このようなことを言っておきながら、私も今年は2度ほど大きく体調を崩して稽古に集中できない日がありました。。

なるべく稽古は休みませんでしたが、集中力に掛け、立っているだけでもキツく振り返ってみると余り実のある稽古では無かったな〜と。。

しかしそんな辛い時こそ、力を抜くことの大切さに気が付くことが出来たのは、かなり良かったのかも?

最後に力を抜くこと。

今年の春に蜂窩織炎になり、腕に少しでも力が入ると激痛は走るは、炎症で身体は怠いはで、大変でした。。

それでも稽古に参加したのですが、腕に力を入れることが出来ない為、必然的に力を抜いていました。

この力を抜けた感覚がとても良いと思っていたのですが、体調が回復すると忘れてしまっていました。

そして先日の体調不良では
脱水が酷く、立っているのもフラフラ。

またも力を入れることが出来ずに、出来るだけ体力の消耗を避けようと自然と力を抜いて稽古してました。

その時に気が付いたのが、力を入れている方は、手を合わせていると見る見ると汗をかき、体温が上がり、呼吸も激しくなること。

これでは直ぐに疲れてしまい長時間は稽古できないよな〜と思いました。

今回の体調不良が回復した後も、力を抜くことを意識して稽古すると、相手が疲れていそうでも、自分は全然疲れないと言うこと。

しかも力が抜けて身体がリラックスしているからなのか?

心も焦りがなくリラックス出来ており相手のことが良く見えました。

基礎体力を付け、力を抜くことで、継続して集中力を保ったまま長時間の稽古が続けられるなと思います。

良く太極拳歴何年と言いますが、週2回2時間の稽古を10年続けたよりも毎日5時間の稽古を2年続けた人の方が太極拳の経験が豊富だと言えるかと思います。

その為に楽しむこと。長時間の稽古を出来る体力、力を抜くことが大切だと感じました。

2018/12/13

太極拳と白鶴拳

先日、台湾にて白鶴拳の八歩連を全て教わりした!

これからは型を練って精度を上げていきたいと思います。

また白鶴拳の28宿という型も教わり始めました。

私が学んでいる太極拳の団体では太極拳と白鶴拳を学ぶのですが、白鶴拳を太極拳の動作に取り入れている為か独特の風格があります。

私が学んでいる太極拳は本来はとても穏やかに柔らかく動作を行うものですが、そこに白鶴拳の呼吸法や発勁を取り入れることで、柔らかさの中に素早さと鋭さを内包している様に感じます。

これから白鶴拳を練ることで、台湾の先生方のような太極拳になっていくのかな?と想像するのとても楽しみになってきます!

しかし随分と沢山のことを教わり、やることが増えてきました。

一つ一つの動作の目的を考えて稽古に励みたいと思います!

2018/11/15

太極拳=スケート?ダンス!?

捨己従人にハマりつつ
最近は歩法を意識して稽古してました。

相手とぶつからないことを意識すると歩法が変わった!

定歩でのバランスの限界を発見する事ができ、身体の軸をブラさないようにする為のステップが見えてきました。

なるほど立身中正が大切な訳だ!
これはJの意識。

丸で地面が氷の様。
と言いつつも氷と違うのは滑らない時は滑らず、滑りたい時だけ摩擦を無くすような感じ。

この感覚で定歩で動かないことに拘らず、自然に相手の勁に任せて足を動かすととても気持ちが良いものですね〜。

最近は勝ち負けよりも相手の勁を味わうことを意識して稽古しています!

二人で相手に逆らわずに活歩で動くとまるでダンスをしているよう!

社交ダンスはしたことがありませんが、こんな感じなのかな?

昔の太極拳仲間がダンスにハマる訳が分かったような気がしました!

2018/11/05

捨己従人2

最近になって捨己従人への理解が変わりました。

以前にも捨己従人をテーマに投稿しましたが、その頃とは大分考え方が変わったような気がします。

確認の為に以前の投稿を読んでみますと自分で言うのもなんですが中々良いことを書いていますね(笑)

文章的には以前の投稿と似た感じですが、今回変わった考え方としては、より相手に従う感じ。

すると負けても崩されても気持ちが良い感じになります。

負けることを前提に。。
相手に自由に推して貰うと相手の勁が自分の身体の中を伝わり、そのルートや強さを感じることが出来ます。

そして崩される瞬間を内観します。

すると相手の勁が何処から入ってきて、身体の中を抜けて、身体の外へ出ていくのかを感じることが出来ます。

正に自分の意思を捨てて相手に従い相手を味わう感じ。

これは崩されたくない
負けたくない

と逆らってしまうと感じることが難しくなってしまいます。

この感覚で捨己従人を意識して稽古をすると相手の勁を自分の身体の中を通して相手に返すことが出来るようになります。

自分自身の体感としては身体の中を一方通行で通過するものと身体の中で跳ね返るものとに別れます。

他にもあるのかも知れませんが、今はこんな感じ。

これが借力かな?と思いつつ稽古しています。

この相手の勁を貰う為に粘力が必要だと感じています。

相手の勁を貰っても相手に返すときに少しだけ自分の勁を上乗せすると相手を崩すことが出来ます。

この方法で崩したり崩されたりするととても不思議な感じです!

何だか波に乗ったような感じで、気持ちが良い!

暫くは捨己従人を意識して稽古したいと思います。

2018/10/16

崩しの方向

昨日は朝晩と太極拳の稽古でした!

夜の稽古の時に面白い発見をしました。

今までも自分としては使っていたのですが、仲間にお伝えするのに実際に技を体験して貰うだけでは上手く伝わりませんでした。。

そして仲間の技を受けた感じと私がやりたいイメージとの差を比べると崩しの方向が違う。。

方向が違うと言っても少しだけ。
10°ぐらい?変えるだけで不思議と抵抗できずに何だか力が入らないというか抜けちゃう感じになります。

試しにその方向を意識して技を掛けて貰うと崩された時点で動きを止めて貰っても何にも出来ない。。

後はどう崩しまで持っていくかが課題です。

何となく答えは見えているのですが、後は試してみないとですね〜。

最近はブログの更新が滞りがちですが、日々発見があり楽しいものです!

成るべく覚え書きとしてブログを更新しなければな〜。。出来たら(笑)

好!

2018/10/14

気付かれずに繋がる

最近は以下に相手に触れるかを研究しています。

基本的には手の平で触れることが多いのですが、急に動きのスピードを変えたり、手に力を入れてしまうと相手に気が付かれて身構えられます。

頭で考えて気が付くというよりも、反射的に身構えたり、攻撃に備えられてしまいます。

触れる時のイメージとしてはティッシュペーパーの手または赤ちゃんを抱っこする感じ。

このようなイメージで上手く触れると相手の反射もです、繋がられたと気づかれ難くなるようです。

しっかりと繋がってから発勁するなり崩すなりします。

しかし発勁を意識し過ぎてしまうと繋がる前に身体を動かしてしまう様です。

そうなってしまうと折角の下盤の力が分散してしまいます。

そうならない為にも練習生には赤ちゃんを抱っこするつもりで技を掛けるように注意して貰います。

赤ちゃんを抱っこする時ってしっかりとホールドしてから(繋がってから)抱きますよね?

もしホールドする前に抱き上げようとしたら落としてしまう危険があるかと思います。

太極拳でも相手にしっかりと繋がってから技を掛けたいものですね。

そしてこの感覚で施術をすると、かなり患者さんの身体の反応が違う。。

ちょっと触れただけなのに腸が動き始め、欠伸が出たり涙が出てきたり副交感神経が優位になります。

うーむ。。
太極拳は施術にも活かせますね!

セラピストの方には是非太極拳をやって頂きたいと思いました。

很好!

2018/08/19

地根力

最近は太極拳と合わせて白鶴拳を稽古しています。

本やウィキペディアなども参考に台湾で教わったことを復習してますが、新しい発勁のやり方を見つけました。

動きが小さく、余りハッキリと眼には見ることが出来ず、かなり使えそうな方法。

それを稽古しながら久しぶりウィキペディアを読み返すと

以下ウィキペディア参照
寸力、いわゆる発勁による打法を基本とする。これを可能にするのが地根力という身法であり、接近戦での寸力を会得するため、足底から手先まで一瞬にして力が伝わるように、主に水形手、火形手を使い練習する。

と書かれていました。

あれ?
これって、もしかして自分が今練習している発勁方法?

正に自分がイメージしていることが文章になっていました!

以前にこの記事を読んだ時には、何も感じませんでしたが、体感したものだと、眼に止まるものですね〜。

凄いことが書いてあったではないか!!
と、とても嬉しい気分。

6月に一度読んだ本も読み返して見るかな?
また違った発見があるかもと思うとワクワクしますね!

そう言えば台湾で購入した白鶴拳の本、読んでなかったな。。

中国語なので、訳そうと思いながらも中々トライ出来ずにいました。

中国語の勉強にもなるので、そろそろGoogle翻訳さまに頼って読んでみたいと思います。

それにしても最近になって、また色々と発見があって楽しいものです。

型の中にどんどん深い意味を持たせることができて、益々型が面白くなってきました!

金鶏独立や分脚、上歩七星での脚や手の使い方について新たな意味合いを持たせて稽古してますが、その内容はまたの機会に投稿したいと思います。

很好!

2018/07/09

型の意味を考えよう!

以前に「型に意味を持たせよう」と投稿しましたが、やはりその意識がとても大切ですね。

白鶴拳の八歩連を新しく稽古するようになりました。

ただ教わった通りに形を覚えるのも良いのですが。。

なぜ?そのような形をするのか?
なぜ?そのような呼吸法を行うのか?

など考えて型を行うことで動きを覚えることが早くなりますね〜。

明らかに呼吸法も意識を持って行うと違う。

以前に学んだ呼吸法を最高だと思いやってましたが、白鶴拳の呼吸法はまるで効果が違う様に感じました。

たった数呼吸であっても身体が熱くなり丹田を強烈に意識することが出来ます。

その為には白鶴拳独特な呼吸音に秘密があるように感じました。

台湾での説明をヒントに様々な方の八歩連の動画を見たことがとても参考になりました。

また詠春拳を教わっていることも役にたっています。

白鶴拳の手の形や歩法は太極拳よりも詠春拳に似ているように感じます。

八歩連にはタンサオやウーサオなどと似た形が多くあります。

八歩連の用法の解説を動画でみると形だけでなく使い方も似ている!

面白いものですね〜。

すると、どのように型を使うのかがイメージでき、よりスムーズに動きを覚えることが出来ます。

このイメージが無い状態で、初めは動画の動きをコピーしようとしましたが、何度やっても動きが曖昧な感じになっていました。

前回の台湾での研修で思いましたが、ある程度であっても自分の頭で考えて予習しておくと明らかに教わった時の理解が早まりますね。

動画や自己解釈では良く分からない部分を注意して台湾の先生方の動きを見ることが出来るのが良いですね〜。

次回は用法について質問できたらと思っています。

しかし太極拳にも言えることですが、同じ流派で同じ名前の型であっても人により、かなり違う。。

同じ先生に学んだ同じ型なので、初めは先生方も同じ動作であったのではないかと思いますが、何年も掛けて練っていくうちに、その方の考えや体格などにあったそれぞれの動きになっていくように思います。

何人かの人が一緒に稽古している動画もありますが、同じ動作のハズなのにイメージが違う為か風格が違うように見えます。

それって同じことを同じ言葉で学んでいたとしても解釈やイメージが違う為に起こるのでしょうね。

それを考えると如何に意識して曖昧でない動きを行うかが大切だと感じました。

2018/06/26

白鶴拳の稽古開始!

私が教わっている会では太極拳と白鶴拳を学ぶのですが、遂に白鶴拳を指導して頂けるようになりました!

私が学んでいる太極拳には白鶴拳の要素が取り入れられている為か柔らかさの中に力強さを感じてました。

白鶴拳を学ぶことで太極拳の感覚がどのように変わるか楽しみです!

今回は白鶴拳の八歩連という型を途中まで教えて頂きました!

続きは次回とのこと。

今回、台湾に行く前に自己流で変な癖が付いたら不味いかな?と思いつつも、私の老師の老師のYouTube動画がアップされているので、そちらを見て予習していきました!

予習しておいて良かった!
細かな動作は分からなかったのですが、大まかな流れが分かった為、スムーズに頭に入ってきました!

過去に他の太極拳教室で呼吸法を学びましたが、白鶴拳の呼吸法は凄いですね〜。

丹田が物凄く開発される感じ。

今後は呼吸法は白鶴拳で稽古していきたいと思いました。

身体を研究し開発していくことは、とても面白いものですね〜。

多くの方に身体を研究することの面白さを知って頂きたいと思いました!

私の場合は太極拳や詠春拳ですが、ダンスやヨガ、その他のスポーツでも一緒なのでしょうね。

大好了!

2018/06/24

基本功は大切だ!

台湾へ研修に行ってきました!

今回、痛感したのが基本功の重要性。。

新しい練功法や推手を学ぶと、とても嬉しく感じますが、やはりテクニック以上に大切だと感じるのが基本功。

脚力、関節可動域、柔軟性などをしっかりと基本功で練っておかなければ、やり方を学んだだけでは技にならない。。

今回の研修で、もっと基本功に時間を掛けなければと思いました。

今後の稽古では脚力を付ける練習をルーティンとして取り入れようと思います。

昨日は基本功を長めに行った為か、結構みなさん汗でびしょびしょになってました(笑)

段々と厳しくしていき、次回の台湾では涼しい顔で出来るようになりたいと思います!

2018/06/15

套路(型)に意味を持たせよう

太極拳の套路をやっていて思うこと。

これまでは套路(型)のこの部分はどのように技として使うのか?ということを考えていました。

それには決まった用法があるのかと。。

用法を知りたくて

道場で教わったり
本で読んだり
DVDを見たり
ネット動画を見たり

同じ技名であっても人それぞれ違うし、同じ人であっても1つの技の活用法を何個も解説していたり。。

みんな違うやん!?(なんちゃって関西弁)

教わったことが違うのか?と思いながらも、同じ系統や同じ先生に学んでいた人達でさえも違う。。

しかしそれぞれ理屈はしっかりしているのですよね〜。

皆、一人一人体格や性格が違うので、自分に合った解釈や動きを技に活かしているのではないかと思うようになりたました。

だからこそ様々な流派が設立されたのでしょうが。。

ただ共通点が有って、陰陽や虚実を意識していたり、ファンソンや螺旋を意識していたり、腕力使わずに下盤を使ったり。

簡単に言えば太極拳要訣から外れていないと言うことが共通しています。

太極拳の原理原則から外れないことが大切だと感じました。

これって太極拳に限らず、整体や指圧でも同じ師に学びながらも違ってくるのですよね〜。

また最近思うのが、動きの意味が分からない時には、間違っていても良いので意味を自分で付けて動くことが大切だなぁ〜と。

何も考えずに動いていると思われる方からは何だか何も感じない。。

強いて言えば、手の形はどうかな?足の向きはどうかな?目線はどうかな?って迷っている感じ。

そこに意味を入れると
あっ、この人はこういう意識で動いているのではないか?と想像できます。

実際にお会いできる方には質問できますが、動画の方の場合は想像でしかありませんが。。

私は現在は全ての動きに意味を付けて套路を行うようにしています。

すると套路の質が変わってくる。

あ〜
何と適当に歩いていたか。。

何となく行っていた単鞭〜肘底垂での歩法に意味を付けることが出来ました。

こんな勁の繋げ方があったのか。。

この感覚は他にも使えることを実験で確認しました。

目線や頭の回転も大切ですね〜。

ただ教わった形を真似するのでなく、動きの意味を教わるか、教わる環境にない方は意味を持たせることが大切ですね!

2018/06/11

うねりの感覚2

本日も太極拳の稽古でした。
前回感じたうねりが進んだ感じ!!

やはり上肢にもうねりがありました!

少し大き目に動きを確認するのが癖なのですが、湧泉からの力が身体の中を走り抜ける。

なるほど。。
とても複雑に操作しているように見えた「うねり」は自然な動きでした!

これは錬る甲斐がある。
やればやるほど身体の中を突き抜ける螺旋の感じ!

これまで様々な動きの発見がありましたが、今回のうねりが私の太極拳でのメインの動きになりそうです。

以前教わった型の意味とうねりに見えなかった原因が分かりました!

また同じ流派の型なのに人によって動きに違いがあるのも、どんなイメージでやっているのかが分かりました!

共通点は勁を繋げているということ。

違いは勁の出し方と繋げ方(勁道)。

なるほど〜。
最近は一人稽古もかなり充実して面白い!

うねりは丹田、波、陰陽などこれまでやってきたものが統合された感じ。

と興奮しつつも、また半年後には違うことを言っていそう。。

しかし新しい感覚の発見は面白いものですね〜。

今天的課也很好!

うねりの感覚

いよいよ台湾に行ってきます!

前回の投稿で白鶴拳の予習をすると書きましたが、台湾では一人の先生だけでなく何人もの方が教えて下さります。

その中のお一人に教えて頂いた動きがとても複雑で何だか良く分からなかったのですが、撮影させて頂いた動画を何度も見直しながら動きを真似していると何となく動きの意味が分かってきました。(壮大な勘違いであるかもしれませんが。。)

これまで波の意識と螺旋の意識を分けて使っていました。

同時に波と螺旋を使っていたとしても2つの勁が合わさるという感じでした。

背骨で波を作り、胯で螺旋を作ると言う様に分けていました。

しかし今回の復習で感じたのはそれが完全に融合した感覚。

波でもあるし螺旋でもあるけど合わさると「うねり」という言葉になるのかな?

これが全身に広がる感じでした。

先ず「うねり」を感じたのは体幹。
次に下肢。

まだ感じてなく頭で動いているのが上肢です。

しかし上肢にもうねりが入っていると確信しています。

この動きは何かに似ていると思いましたら竜巻。

激しく回転しながらも蛇のようにクネクネしている映像を思い出しました。

お風呂の栓を抜いた時の渦も動きとしては似ています。

地面を蹴ることで自然と起こる動きの為、何だか勝手に身体が連動する感じで面白い!!

蹴ると沈むを使うことで、全身のコントロールが出来るようになれば色々と活用できそうです!

2018/05/12

白鶴拳予習中!

前回の台湾研修終了日に次回は白鶴拳を教えると老師に言われました!

こんなことをやるのだよ的に3つの型を見せて下さったのですが、これを次回の短い期間で全て覚えるのはかなりキツイなと感じました。。

こりゃ〜
少しでも予習しておかなければ。。

と言うことでホームページにも書きましたが、白鶴拳の本を購入し完読!

そして白鶴拳のYouTube動画を見ながら自己練習してみました。

色々な方の白鶴拳を拝見させて頂きましたが、台湾の同じ流派であっても先生ごとに風格が違う。。

ただ技の順序は共通しているものが多いので、そちらを参考に稽古をしてみました。

変な癖をつけない程度に順序だけでも覚えなくては!

取り敢えず八歩連だけ予習してみましたが、呼吸法や発勁が難しい。。

後2つ型があるんだよな〜。

間違っていたとしてもある程度動きを覚えてから教わった方が吸収できることが多いかと思うので自己流で稽古して次回の台湾研修に備えたいと思います!

好!

倒輦猴の新しい気付き覚書

以前の投稿でも倒輦猴について投稿しましたが追加で新しい意識の仕方が増えました。

左足前弓歩から右足前弓歩に下がる時に以前の投稿では左湧泉に沈みながら右手で発することについて書きました。

今回の新しい意識は左足が着地する前。。
右足だけで立っている状態の意識です。

右足で立ちながら右手は顔の横辺りにあるかと思いますが、この時に相手が左ストレートを打ってくるとイメージします。

右手は顔の中心を守る意識で左手は鳩尾の辺りを守る意識で下がります。

例えば右手で左ストレートを受けた場合にそれを押し返そうとせずに自分は荷台になったつもりで、相手に押してもらいます。

相手の力に合わせて歩幅は変わり、相手の力を受け入れてから左足を地面に着地する様にします。

ただ後ろに退き、空間を作るのではなく、意識は前に残しつつ相手の力を受け取る感じで行います。

これは以前に投稿した攻める意識で守るというのと同じこと。

このことを仲間に説明すると以前に通っていた某有名太極拳道場で教わったことがあるとのこと。。

しかし自分自身で気が付いたことに発見の喜びがありますね〜。

細かなコツが色々とありますが、型の中に意味を持たせることで、随分と身体意識や動きが変わるものですね〜。

暫くは、この新しい意識で稽古をしたいと思います。

2018/04/21

揺らぎと放鬆(気付き)

最近まではボディースクェアが大切であると考えていました。

そしてボディースクェアを意識したまま跨で動きを作ることが大切だと。。

このことが大切だと思うことは今も変わりませんが、先日の稽古で新たな気付きがありました。

それは下盤がしっかりとしていれば、体幹はある程度バネのように揺らぎがあっても良いのではないかということでした。

二人一組の稽古で相手に腰や肩を押して貰い崩されないように弓歩で立っている稽古があります。

台湾では「不動」と言われることもあり、全身動いてはいけないと理解していました。

しかし老師の動きを何度も動画で確認すると下盤は安定していても上半身は小さく揺らいでいる。。

この動きを真似して相手の押す力に崩されないようにすると楽に立っていられます。

なるほど〜
このように小さく揺らぐと相手にとって作用点が定まらず押すことも難しそう。。

また相手の押す力の方向は意識せずに相手が押すのに合わせて真っ直ぐ沈むことが大切になります。

脚の力で突っ張って耐えるのでなく、ただ真っ直ぐ座る意識。。

すると自然と前足または後足の湧泉に相手の押す力が流れる。

ただ放鬆して真っ直ぐ沈むだけで相手の力を呑める。

この感覚は新しい気付き!

前回の記事と投稿する順番が入れ替わってしまいましたが、実は先にこちらの気付きがありました。

うーん
新しい気付きは楽しいですね!

好!

2018/04/16

体調不良からの気付き(ファンソン)

最近、左肘に細菌が入って蜂窩織炎になりました。。

寝ることが出来ない程の痛みでしたが、お陰様で様々な気付きがありました。

左腕全体が腫れており痛みも有りましたが、だからといって休みたくなく通常通り太極拳の稽古に参加しました。

歩く程度の振動でも左肘に痛みが響き、身体が温まると痛みが強まりました。

また感染の為か全身も風邪を引いたようにダルい。。

どうすれば痛みなく疲れなく太極拳を行えるのか?を考えながら稽古を行ってました。

その為には腕を使わず、脚力も使わない様にする必要がありました。

しかし型などの1人の稽古では出来ても、推手などの二人での稽古では相手の圧力も受け流さなくてはならない為に力が入りやすい。。

少しでも腕に力が入ると痛いし、腕は使わなくても体幹や下盤の筋肉を使うと体温が上がって痛いし。。

どうすれば良いのかは直ぐに思いつきました。。そう!放鬆が大切だと!

以前にも放鬆については投稿しましたが、相手を腕力で押し返すのは勿論、身構えるようにピクッとでも腕に力が入ると激痛が走りました。

また相手の勁を足裏(湧泉)に上手く流せないと、筋力に頼り直ぐに体温が上がり痛むしダルさも増してきました。

その為にいつも以上の精度て放鬆しなくてはならずに、とても良い稽古となりました。

すると疲れも感じず汗もかかず、腕のいたみも少なく推手を行うことが出来ました!

この感覚は攻めにも守りにも使え、稽古相手には「いつも以上に重く圧力も強い」と言う感想を頂きました。

如何に力を使わず放鬆するか?
この大切さに改めて気が付きました。

またそれが出来ると聴勁が繊細に、そして動き出しが素早くなりました。

身体の不調からの気付きでしたが、このような時でないと気が付かないこともあるのですね〜。

2018/03/22

意識の大切さ

昨日は詠春拳の稽古に参加してきました!
ちょっとした意識の違いで技のやり易さや質が大きく変わるものですね〜。
これまでディフェンステクニックを行う時に、ディフェンスと言う言葉のイメージから「避ける、距離を取る」という意識で行なっていました。
これは稽古なので怖いという意識はないのですが凄く焦る感じになります。
相手の攻撃を待つ、相手に合わせないといけないという意識の為か。。
しかし昨日は攻める意識でディフェンステクニックを行なってみました。
相手の攻撃をガードするのではなく「攻撃を潰す、距離を詰める」という意識に変えてみました。
すると不思議なことに心にゆとりができ、相手の動きがゆっくりと見えるようになりました。
しかも今までよりも力強くディフェンスできる!
意識の仕方って様々なことに応用できそう。
詠春拳だけでなく太極拳や施術にも使えそう。
ただ、どう意識すればどのような効果があるかは分からないので、自分の中での当たり前と思っていることを見直していかなくてはなぁ〜と思いました。
うーん
難しそう。。
しかし、楽しい作業となりそうですね〜。
ハオ!



https://thecryptocurrencyseminar.com/?a10=Dcmqe

2018/02/25

掤按推手からの楼膝拗歩発勁覚え書き

昨日の稽古の覚え書き
受け手は進歩、仕手は退歩にて掤按推手を行います。

掤按推手を2~3回繰り返してから乙の双按に対して甲は楼膝拗歩の発勁を行います。

☆右足前、右手掤で行う場合

掤按推手を繰り返して楼膝拗歩発勁を行うところから説明させて頂きますと。。
乙が前に進んできた時に甲は右腕を引かずに左腕を右腕に添えます。

双按している乙の右掌が触れている辺りに甲の左肘を添えるのが理想です。

添えるのと合わせて、甲は後ろ足に座り湧泉に乙の勁を流します。

乙の勁を左湧泉に流したら、甲は右掤の位置を変えず、右足を右に半歩移動させる。右足の着く位置は受け手の側面に回り込む様に気をつけます。(背を取るように)

甲は右足の移動に合わせて左掌を下に向けたまま乙の左手首の辺りに当てます。

甲は右足に体重移動しながら左足前弓歩になる様に左足を寄せます。(型の靠〜白鶴亮翅の感じに似ている)

合わせて左前腕を回内させることで螺旋の力を乙に伝えます。

甲は左手を乙の左肘に、右手を乙の左肩に当て、跟歩での発勁を行います。

跟歩の後に左踵を少し浮かしておき、直ぐに地面を蹴って次のステップができる意識を持って跟歩発勁を行うと良いかと思います。
また繰り返しになりますが、受け手の側面に回り込む意識で行うことで、死角に入り込み、拳撃も回避することが出来ます。

無意識のレベルで、自分に有利で相手にとっては不利な位置にスムーズに移動できるように繰り返し稽古することが大切ですね!



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2018/02/17

雲手からの発勁

先日、雲手から各種発勁へ繋げる稽古を行いました。

前腕を意識することで、やはりここでも自然と陰陽が出来る。。

ただ沈肩墜肘(ちんけんついちゅう)を意識するだけではありますが、前腕だけで上下+前後+螺旋の陰陽の崩しが出来ます。

以前に投稿した肘を使った陰陽に似た崩しを片腕で出来る。

参加者の方に説明してみて初めてやっていることを分析しましたが、なるほど無意識の内にこれまで片腕での陰陽を作っていたのか。。

そして意識化できるともっと動きの質を上げることが出来たように感じます!

この前腕の使い方を捋や採の発勁で行います。

そして採では螺旋の逆回転を合わせことで相手の手首の辺りを前腕に巻き込んでいきます。

これを雲手からの流れで発勁します。

その為に大切なのが。。
「沾、粘、連、随」(せん、ねん、れん、ずい)です。

タッチの仕方、触れている時の粘っこさ、相手との連なり、相手との動きの調和を意識して行います。

その様に雲手の推手を行うことで、聴勁〜化勁〜発勁へと流れることが出来ます。

先読みで動くのでなく相手を誘い込みそれを感じて反撃する為にも沾粘連随がとても大切となります。

過去に学んだことが点線面立と繋がってくることを感じます。

太極拳を学ぶことはとても面白いものですね!

太極拳非常有趣!

2018/01/30

丹田は相対的?

丹田の位置
相対的

☆重心
立位では仙椎2番
座位では胸椎9番あたり
姿勢の教科書(ナツメ社)参照

☆丹田
立位と座位の間(鬆身)での重心=
丹田!?

☆形の力
大切なのが背骨のアライメント。
アライメントはどう作る?

腹筋力=体幹力=腹腔内圧力?
太極拳は放鬆。。

筋力ではなく内臓操作。

腹腔内圧はインナーマッスルの張力+内臓操作で作ると感じる。。

腹腔内圧とボディースキーマーで背骨のアライメントを作る。

尾閭正中に繋がる。
命門繋がる。

覚え書き。
思いつくままに文字にしてみましたが、なるほどね。

今は考えがまとまらずに書き出しましたが、後で読み返したいと思います。

丹田の位置や丹田の作り方と活用の仕方が少し分かった感じ。

読み返すのが楽しみです!

抵抗出来ないように触れる

またまた久しぶりの投稿。 過去の記事を読みながら色々なことを考えていたのだなと 投稿した本人でさえよく分からないこともありましたが 覚え書きは大切ですね なるべくまた覚え書きとして投稿を再開したいと思います タイトルについてですが 双按で推す時に相手に抵抗されないように触れること...